『建設キャリアアップシステム』(Construction Career Up System, 略称CCUS)とは、建設業に関わる技能者の能力を統一的に評価するための業界横断的な仕組みです。もう少しわかりやすく言うと、建設技能者ひとり一人の就業実績や資格を登録し、技能の公正な評価、工事の品質向上、現場作業の効率化などにつなげるシステムです。
国交省の推進の下2019年4月から本格運用が開始されました。国内の建設技能者はおよそ330万人といわれていますが、国交省は5年間でこの全ての登録を目標に掲げています。また、技能実習や特定技能の在留資格を持つ外国人は登録が義務化されています。将来的には、建設キャリアアップシステムへの登録が無いと現場での工事が出来なくなる日が来るかもしれません。
この建設キャリアアップシステムですが、建設事業者と技能者の情報をそれぞれ登録する必要がありますが、情報システムの操作に不慣れな方にとってはハードルが高いのも事実です。
このような背景の中で、2022年3月から行政書士による登録代行が制度化されました。
当事務所も『CCUS 登録行政書士』として、建設キャリアアップシステムを使おうとお考えの建設業界の企業様およびその従業員様をご支援いたします。
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